セルフエンパワメントの道

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セルフエンパワメントの道

〜セルフエンパワーメント〜

今いる場所で自分を深める事に取り組み、自分が住んでいる地域の中に神聖な領域を持つ事について。

 

クラスではいつも『私についてくるな、自分が自分のグルになれ』とお伝えしてきました。このブログは私のプライバシーの必要性を主張する為に書く事になりました。生徒の中に大胆に自分勝手な行動をとるマインドを持った者達がいて、そんな生徒達のマインドによりもたらされる混乱を明確にクリアーにする助けになる内容のブログです。

先生の家の近くに引っ越して住みたいと言う願望によりワクワクする気持ちは良く分かります。火のパス(道)を歩む伝統やグルヨガの伝統ではそれが当たり前です。

しかしながら、私の教えている水のパス(道)を歩む伝統では、いつも皆さん一人一人に、自分自信が自分にとっての最高の先生であるとお伝えしてきました。

そしてクラスではいつも『私についてくるな、自分が自分のグルになれ』と言ってきました。

 昔の伝統では、火のパス(道)の先生達は、生徒達に先生と結束を強めて行くように伝えていましたが、それは外から内に向かって目覚める方法をとっていたため、秘術を伝授し実践していく上で、コンスタントにガイドする必要があったからです。

『消費させる』火のエネルギーが身体に上がり、高いレベルでのダメージを実践者の肉体に与える確率が非常に高いため、火のパス(道)を教える先生達は生徒の近くで面倒をみて、コンスタントにガイドしていく必要がありました。

 我々は違います。私達は水のパス(道)です。水のパス(道)を歩む上での考え方は、ガイドは外側でだけ必要である、個人個人が内側のタオを耕す責任を自分で背負い、自分の力で自分の内側を深めていく。水のパス(道)を歩む生徒は、目覚めを起こすために先生の隣に住む必要はないのです。

水のパス(道)では、最初のレベルの水の行で、ボディ、マインド、スピリットを妨害しているものがクリアーになる行が伝授されています。もし水の行を学んでいる人が、この物凄くシンプルなインストラクション通りに実践していけば、行が原因で生徒の健康に害が及ぶ事はありませんので、先生の近くに住んだり隣に引っ越してくる必要は無いのです。

 伝統的な水のパス(道)では、先生は一生の内で二人しか生徒を持ちませんでした。その様な先生から学ぶ生徒は、本気の熱意を持って自分の内側と繋がっているタオを探求する事に熱心だったため先生は生徒と共に生活する必要は無かったのです。先生は生徒に必要なものだけ授け山の中へ消えていき、次の教えのタイミングがくるまでは山から出てこない、そんな教え方でした。

この教え方には二つの意味があります。

一つ目は、生徒が自分自信で自分を完成された状態に持っていく力を養うこと、他人が間に入り結果に影響を与えさせない事を学ぶのです。私はいつも執着心を手放す事、誰かのフォロワーにならないようにする事、グルに頼らないようにするよう事を皆さんに伝えてきました。エンパワーメントは自身の内側から行いなさい。あなたという存在が自身の目覚めに必要な全てです。

二つ目は、水のパス(道)ではハートとマインドが開けば、先生と生徒の間のつながりも開くので、自分の内側のタオを開拓するのに、先生の近くにいる必要は無いと言うものです。

 

私自身のプライバシー

私が初めて公に先生として教え始め、世界中で知られる存在になった時はまだ、自分のプライバシーや自分だけの時間やスペースの大切さに気がついていませんでした。その時はハワイのビッグアイランドに住んでいて、本当に何も無い様な所に住んでいたので、マインドを静寂な状態に持って行く事が簡単に出来ました。

しかし、アメリカ本土に引っ越してから、私の人生は変わりました。生徒達が私を追いかけ始め、リトリートセンターを私の家の近くに作ろうとする生徒達が出てきたり、私の家の近くに引っ越してくる生徒も現れました。30分で終わるはずの買い出しが、5時間の小旅行になる事が増え始めたのは、生徒と道端で会い質問責めに合うことが増えたからです。

 私はクラス以外の時間でも生徒に教える事が日常茶飯事になり、一切の休息が無くなる生活になりました。昼も夜も生徒が家に尋ねてきて、家にいない時は、家の前で待っている生徒も現れ、車に無理矢理乗せられて、生徒に誘拐されそうになった事もあります。

その様な状況が生命の源のストレスになり、健康面までも脅かされる事が始まり、家に引きこもる様になり、ディアナが家の外の事を全てするようになりました。

知っている方もいると思いますが、ディアナと私は過去9年間、ほぼ毎年引っ越しをしています。それは私達の生命が根こそぎ引き抜かれ続けられたため、自分達の健康を守り、マインドの静寂と安全を確保するためです。

やっと私達は本当に大好きな場所を見つけ、自分達の家と呼べる場所に落ち着きました。

日本のKan.さんにも同じ様な事が起きています。生徒がKan.さんの家の周りで、Kan.さんの家を紹介するツアーまがいの事を行い商売をしています。不名誉にもKan.さんのプライバシーを侵害しながらお金を作っているのです。Kan.さんの住んでいる駅の近くに人を呼び、Kan.さんの家を人に見せたり、色々な物をその流れで販売するのです。その様な事が起きているため、Kan.さんは安全な家と呼べる場所を持っていないのです。私はこの様な事に怒りを感じます。

私はその様な生活状況と戦うつもりはありません。それはどういう意味かと言うと、私は教えるという世界から姿を消さないと行けないと言う事です。私が生徒といる時は、私の一番神聖な叡智を皆さんに捧げています。

ディアナも私もクラスの何週間も前から生徒達の為にワークを行い、クラスの後の何週間も生徒達の為のワークを行なっています。

私達は一年を通して生徒達の為にワークを行なっています。メールの回答を書いたり、ワークショップの準備をしたり、するのに1日10時間以上もコンピューターの前に座っている事もよくあります。本当に少ししか自分の自由な時間はありません。

そしてそのほんの少しの自由の時間を使って、皆さんの事をより深い境地へ導けるようにプラクティスを行い自分を進化させて行く時間に捧げています。私はクラスを教えていないプライバシーのある時間を楽しんでいます。皆さんが仕事が休みの時に自分の時間を楽しむのと一緒です。ホームタウンにいる時くらいは、無名の人間でありたいです。

自分の住んでいる街に生徒が一人も住んでいないというのは、エネルギーレベルでの休みには物凄く大切です。その様なコンディションでいる事が私を教えるマインドや質問に答えるマインドからリラックスさせてくれます。街に行き生徒と合わず、誰も自分の事を知らないという状況が凄く大切なのです。この環境が普通の人間として愛する人と一緒にいれる時間をくれるのです。

 

私からのお願い

私の事を良く知っている人達は、私が殆ど皆さんに対してお願いをしない事を知っていると思います。私が今回お願いする数少ない事柄は、私のプライバシーと健康と満足できる生活状態だけです。アプレンティスにお願いしている事の一つには、私の半径300マイル以内で教えないで欲しいと言う事です。それと合わせて、アプレンティスや生徒が私のホームタウンに引っ越してくる事や生徒が私のホームタウンでビジネスを始めるのは辞めて欲しいです。私はホームタウンでクラスの宣伝をしていないし、私の周りに住んでいる人には教えません。その生徒が同じタウンに住んでいるのであれば、どんなに古い生徒でも関係ありません。私のホームタウンに引っ越してきた生徒にも教えません。

そしてもう一つ皆さんに知っておいて欲しいのは、ディアナも私もコミューンを作る事に一切の興味がありません。生徒達の一部でクンルンコミューンやリトリートを作りたいと言っている人達がいるのを耳にします。私はそれに関わる人間、プランする人間を許しません。その様な事柄は、クンルンシステムの商標登録の侵害になります。

何年にもわたって、私のクラスに来る生徒達には、私がここでワークショップを行なっている事を誰にも言わないようにお願いしてきました。ここ1、2年ははっきりと生徒達に私が住んでいる地域に引っ越してくる必要は無いとお伝えし、有益でも無ければ、歓迎もしないと公言しています。クンルン実践者は地球上、色んな地域にいた方がより一層パワフルになります。私は本当に自分の住んでいる地域を神聖な場所として自身の内側の探求を行い深めていっている人達に心から感謝しています。

 

セルフ-エンパワーメントの道

私の親愛なる生徒達、これだけは理解しなさい。

このパス(道)は、自分自信を促進させ、直にタオと直結し自分を深めて行く様にデザインされているのです。この道は、セルフ-エンパワーメントのパス(道)なのです。今自分がいる場所でプラクティスをする事が必要不可欠です。もしマインドがあなたに対して、私の近くに行く必要があると語りかけてくるのであれば、それは、錯覚です。もし皆さんが私の振る舞いや言動により私の近くにいる必要があり、そうしないと先に進めないと思わせているのであれば、私は皆さんに危害を加えていると言う事になります。

生徒が先生の近くに行きたいと願う事は、すごくナチュラルな事だと思います。生徒の中には、マインドの自然なパターンが『先生の近くにいれば、もっと学べるかもしれない、近くにいれば秘密の知恵を授けれるかもしれない、近くにいればより深い関係になれるかもしれない。』と言う人もいます。他の先生の場合はそうかもしれませんが、私の場合は一切その概念は当てはまりません。

私のプライバシーに関するリクエストに対して怒りを感じる生徒へ、お元気で。

私があなたとシェアした全ての事柄はあなたの目覚めへ対して最高の利益になったものです。私がプライバシーを欲しいと願い、自分の事をテイクケアする事を切望する事に関して、あなたが怒りを感じるのであれば、それは私に一つのメッセージしか残さない。それは、君は私の言った事を何一つ聞き取れなかった、それはすなわち、君は何も学ばなかったという事だ。

この文章を読んでくれて、私のプライバシーに関しての、お願いを理解してくれた方達へは感謝しています。

新しいポジティブな交流を持てるシーズンを楽しみしています。引き続き皆さんが、繋がり続け健康で満足できる生活が続く様に願っています。

Be well on your path,

Max